小塚は4回転を着氷「雰囲気、色を付け加えられたら」

[ 2010年11月25日 21:03 ]

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、フランス杯は26日、パリで開幕し、男女のショートプログラム(SP)などを行う。

 25日は公式練習が行われ、第3戦の中国杯を制した男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)が4回転ジャンプを着氷し、調子の良さをうかがわせた。小塚は3位以内に入れば、自力でGP上位6人によるファイナル(12月・北京)進出が決まる。
 女子は第1戦のNHK杯でシニアの国際大会としては自己最低の8位に終わった浅田真央(中京大)がジャンプの立て直しを目指し、今井遥(東京・日本橋女学館高)村主章枝(陽進堂)とともに調整。

 GP2連勝を目指す男子の小塚は公式練習で4回転トーループに2度挑戦して1度着氷し、全体的に動きに切れが見られた。「練習前から体が軽かった。いつも通りできているかな」と笑顔で話した。
 中国杯以降は練習で主に表現力を磨いてきたという。「(中国から)日本に帰ってビデオを見てみたら、自分は淡々と滑っていると思った。フランスでは雰囲気、色を付け加えられたら」と意気込んだ。(共同)

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2010年11月25日のニュース