「すごく落ち込んだ…」錦織の一問一答

[ 2009年5月25日 16:44 ]

記者会見で疲労骨折した右ひじを見せる錦織圭

 テニス人生で最も重いけがを負った錦織は、自身の右ひじを示しながら丁寧に現状を説明した。

 ―ひじの状態は。
 「3月に医者に炎症と言われ、リハビリを続けてきた。3週間ぐらい前から痛みも減り、全仏に向けて練習をやる中で新しい痛みが出た。悔しい気持ちと残念な気持ちでいっぱい」
 ―今後のリハビリは。
 「少しの間、実家(松江市)に帰って休む。いまは休むことしかできない」
 ―疲労骨折の診断を聞いたときの心境は。
 「すごく落ち込んだ。ショックで何もやる気が出なくなった。日本にいる間は気持ちを入れ替えてリハビリに励みたい」
 ―米国での医師の見解は。
 「3月に診てもらった時は肩が弱いので、そのせいでひじに負担がかかっていると言われた。それで肩を重点的にトレーニングしてきた。いまはひじの奥の方に痛みがあるが、触るだけなら痛みはない」
 ―復帰に向けて。
 「これだけ長い期間休むのは初めてなので、ランキングも落ちてきているし悔しい思いがある。復帰した時に百パーセントの力を出せるように頑張りたい」

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2009年5月25日のニュース