10年ぶりの快挙ならず…美香4位 藍は5位

[ 2009年5月25日 06:57 ]

最終ラウンド、7番でアプローチショットを放つ宮里美香

 米女子プロゴルフツアーのコーニング・クラシックは24日、米ニューヨーク州のコーニングCC(パー72)で最終ラウンドを行い、首位でスタートした19歳の宮里美香は70で回り通算19アンダーの269としたが、優勝の曽ガニ(台湾)と2打差の4位に終わり、日本勢として1999年の福嶋晃子以来10年ぶりの米ツアー優勝はならなかった。

 1番でボギーをたたいた宮里美はその後、7、9、12番と3バーディーを奪ったが、終盤にあと一歩スコアを伸ばし切れなかった。
 宮里藍は7バーディー、3ボギーの68をマークし、通算17アンダーで開幕戦と並ぶ今季自己最高タイの5位。上田桃子も67で通算13アンダーにスコアを伸ばし、26位だった。
 曽ガニは昨年の全米女子プロ選手権以来の米ツアー2勝目。

 ▼宮里美香の話 悔しいけれど、すごくいい経験をさせてもらった。4日間アンダーだったし、きょうは悪い内容なりに2アンダーで回ることができたので、自信にもなった。4日間を通じては、やはりショートゲームが課題だなと感じた。ティーショットも左右にぶれることもあったので、フロリダに戻ってそのあたりを調整し、次に臨みたい。
 ▼宮里藍の話 自分のゴルフだけに最後まで集中できて今週は良かった。悔しい気持ちの方が強いが、尻上がりでプレーできている。まだ我慢が必要な時期かもしれないが、この時期を楽しんで乗り切りたい。
 ▼上田桃子の話 もったいないゴルフが4日間続いた。パットが全然入らなかったし、1メートルも外してもったいない日だった。10アンダーが出てもおかしくない日だったのに。

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2009年5月25日のニュース