なでしこ清水梨紗　3バック変更「北朝鮮相手にはうまくいってた」「90分で終わらせて良かった」

パリ五輪アジア最終予選第2戦   日本2―1北朝鮮 （ 2024年2月28日    国立競技場 ）

＜日本・北朝鮮＞パリ切符をつかみ、笑顔の清水（撮影・西海健太郎）
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　サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」（FIFAランク8位）は28日、東京・国立競技場で北朝鮮（同9位）と対戦。パリ切符が懸かった大一番は、前半26分にDF高橋はな（24、三菱重工浦和）が先制ゴール、後半31分に藤野あおば（20、日テレ東京V）がチーム2点目を頭で叩きこむなど北朝鮮との激闘を制し、2大会連続6度目の五輪出場を決めた。

　藤野のゴールを呼ぶクロスを上げた清水梨紗（27、ウェストハム）は「この大会自体、いろいろなハプニングがあったり、難しい状況の中でのアウェーの一戦を終えてからのこのホームだったので、本当に凄い雰囲気も良かったですし、90分で終わらせて良かったなって思います」と笑顔を見せた。

　初戦が4－3－3でかみ合わなかったが、3バックに変更し勝利したことに「アウェ－の一戦は、おっしゃられる通り、かみ合わない時間が多くて。守備でも攻撃でも。だけど今回に関しては、その守備に対して、3バックの両サイドが行くことが多かったかなって。そこは凄く改善された部分ではあると思います」とはっきり。スタートから3バックは決まっていたか問われると「決まっていました」と明かした。

　そして戦術については「相手によってそれは変わってくると思いますけど、この北朝鮮相手にはこの3バックの方がうまくいってたんじゃないかなっていうのは個人的に思います」と自身の考えを示していた。