×

田嶋会長「このすったもんだ…言うべきことは言わなきゃいけない」開催地ドタバタ劇でAFCに抗議の意向

[ 2024年2月28日 22:14 ]

パリ五輪アジア最終予選第2戦   日本2―1北朝鮮 ( 2024年2月28日    国立競技場 )

田嶋幸三会長
Photo By スポニチ

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」(FIFAランク8位)は28日、東京・国立競技場で北朝鮮(同9位)と対戦。パリ切符が懸かった大一番は、前半26分にDF高橋はな(24、三菱重工浦和)が先制ゴール、後半31分に藤野あおば(20、日テレ東京V)がチーム2点目を頭で叩きこむなど北朝鮮との激闘を制し、2大会連続6度目の五輪出場を決めた。

 今回、北朝鮮のホーム扱いの開催地決定でドタバタした女子のアジア最終予選。田嶋幸三会長は、これを踏まえ来月26日に平壌で予定されている男子・森保ジャパンの北朝鮮戦(W杯アジア2次予選)について言及。さらに、今回の開催地についてのドタバタ劇についてAFCに抗議する意向を示した。

 男子の今後については「それは2か月前のところで平壌と向こうから申請があって、今度、視察団が行きます。3月入ってすぐ。そこのクオリティーとしてどうだとか、ホテルが、スタジアムが全部見た上でAFC、FIFAが決定する。そこで決まったら我々もそれに従う」と平壌開催の可否は視察団の判断に委ねるとした。

 続けて、男子では(今回と)同じようなことはあってはならない思いか問われると「今回(の女子の場合)平壌には行ってないです、誰も。だから他のところでやると決めたわけです。(男子に関しては)視察団からどういう答えが出てくるのか。(今回のドタバタについて問題提起か)そのつもりでいました。このすったもんだ…変わったことに関して、言うべきことは言わなきゃいけないと思っています(AFCに)。我々も被害に遭ったので、抗議文にするのか、実際にキャンセル料も掛かっているので、そこも言うか。事務局が整理している」と語気を強めた。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2024年2月28日のニュース