C大阪MF香川真司が盟友・岡崎慎司の引退発表に「寂しい。サムライですよね」

右サイドのライン際でボールを奪い、攻め上がるC大阪MF香川真司
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　C大阪は28日、大阪・舞洲で公開練習を行った。MF香川真司（34）が、今季限りでの引退を発表したベルギー1部シントトロイデンFW岡崎慎司（37）について言及。ライバルでもあり、戦友でもある唯一無二の存在としての思いを語った。

　「連絡は取っていたので、そういう話はしていました。タイミングは知らなくて（もう少し）後かなと思ったんですけど。寂しいですね」

　14年W杯ブラジル大会、18年W杯ロシア大会など、ともに長年日本代表を主力として支え、ドイツ、イングランドといった世界最高峰のリーグでしのぎを削り合った。

　22年にはシントトロイデンでチームメートとしても共闘。「時間が足りないですし（全てを）ここでは語れない。いい時も悪い時も、諦めずに戦い続けられたのは彼の存在があったから。これからの自分の人生においてかけがえのない大きな財産になると思うし、サムライですよね」と敬意を込めてねぎらった。

　もちろん、引退したからといってプレーヤー同士ではなくなるだけで、同志であることに変わりはない。「（引退は）さすが岡ちゃんらしいな、と。自分で決めたことをパシッと、中途半端にやらずにね。サッカー選手としての本質をすごく大事にしている人だし、サッカーの語りをすると、岡ちゃんと話をするのが一番面白い。これからの第二の人生が非常に楽しみですし、日本にとって貴重な経験を持った人」と日本サッカー界への還元に期待。

　「彼とは本質でつながっていれば、必ず今後どこかで交わる。自分らしく戦っていればまた岡ちゃんと出会うだろうし、そういうのを大事にしたいですよね。また、ゆっくり話したいと思います」と再会を心待ちにした。