J2横浜FC　救急搬送の守護神ブローダーセン、脳振とうと発表　容体は安定

横浜FC・ブローダーセン
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　J2横浜FCは24日、敵地の長崎戦で負傷して救急車で緊急搬送されたGKブローダーセンについて、精密検査の結果、脳振とうと診断されたことを発表した。現在、容体は安定。宿泊先のホテルで経過観察を行っている。

　ブローダーセンは1―0の前半アディショナルタイム2分、クロスボールを処理しようとした際に、空中で長崎MF米田と激突。接触時に頭をぶつけ、ピッチにも頭部を打ち付けて倒れ込んだ。13分後にゴール裏付近まで横付けされた救急車で緊急搬送された。

　その後、CT検査などを行い、異常は見つからず。意識もあるという。今後は日本サッカー協会で規定する6段階の回復プログラムを経て、チームに合流することとなる。

　2―0での勝利後、四方田監督は「ブロがああいう形で退場せざるをえなくなり、“あいつのためにみんなで頑張ろう”ということをハーフタイムにずっと話していた。彼のために結束できたとも思いますし、結果的に勝ち点3が取れて非常に良かった」とうなずいた。