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神戸DF酒井高徳「自分たちが強かった理由を再認識する段階」西地区首位確定へ“原点回帰”力説

[ 2026年5月20日 17:00 ]

神戸DF酒井高徳
Photo By スポニチ

 神戸は20日、神戸市西区のいぶきの森競技場で公開トレーニングを行った。23日の敵地・福岡戦で90分以内に勝てば西地区首位が決定。来季アジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)プレーオフ出場権を得る。DF酒井高徳はレギュラーシーズン最終戦へ原点回帰の心構えを力説した。

 「今は戦術やフォーメーション云々ではなく、自分たちの強みが何であるかを再認識した上で、福岡戦に向かいたい。新しいものを積み上げることを優先すべきタイミングではない。もう一度、自分たちが強かった理由と基礎をチームとして再認識する段階にある」

 今季からミヒャエル・スキッベ監督が就任。8勝3敗6引き分け(PK戦はドロー扱い)と一定の結果は出ているが、ACLE後の直近6試合は1勝2敗3分けと失速。紆余曲折を経た百年構想リーグで「チームは生き物みたいなもの」と振り返るが、それは「進化」を求めたゆえの副作用との戦いだった。

 23年と24年は圧倒的な強度でリーグ連覇。昨年のV逸を経て、今季積み上げようとしたのは個の自立だった。1対1で守り切る、剥がす…。アジア、そして世界の強豪と渡り合うため「人数を掛ける」コンパクトなスタイルから「個が局面を制する」チームへのブラッシュアップを試みた。だが特にACLE後は積み上げの意識が勝り、かつての良さを薄れさせていった。

 「個の意識が先行しすぎて、ポジショニングが疎かになっていた。1人で(プレスに)行ってしまう、あるいは(攻撃で)1人にさせてしまう。それがコンパクトさを欠く要因になった」。前線との間延びを生み、チームの最大の武器である連動した攻守のバランスが崩れてしまったのが直近の停滞の一因だ。

 福岡戦では90分以内での勝利だけが求められる。大一番で統一しなければならないのは縦も横もプレスバックもラインアップも全てが緻密に重なり合った11人で一つになる戦い方。神戸のベースを福岡の地でぶつけ、西地区1位とアジアへの再挑戦権をつかみ取る。

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