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U19代表がカタール同行へ 練習パートナーとして 未来のA代表が生W杯で“A才教育”

[ 2022年9月24日 04:30 ]

C大阪・北野颯太
Photo By スポニチ

 U―19日本代表が練習パートナーとしてW杯カタール大会(11月20日開幕)に出場する日本代表に同行することが23日までに有力となった。複数の日本サッカー関係者によると、その後は長期海外遠征を行うプランも浮上しているという。

 前回の18年W杯ロシア大会でも、当時U―19代表だったMF久保建英やDF伊藤洋輝、GK谷晃生ら23選手が同行。日本代表のベースキャンプ地であるカザンで練習し、W杯1次リーグの日本―コロンビア戦などを観戦した。世界最高峰の戦いを間近で“体感”でき、当時の久保は「刺激だらけというのが正直なところです。A代表の方と一緒に練習するのもそうですし、何よりW杯の雰囲気を味わえたり、試合を生で見たりというのは誰もができることではない」と口にしていた。その後の飛躍に大きな影響を与えたのは間違いない。

 24年パリ五輪も狙える現U―19代表には、来年1月のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)入りが決定的なMF福井太智(18=鳥栖)やFW北野颯太(18=C大阪)、MF中村仁郎(19=G大阪)ら、すでにJ1デビューを果たしている実力者がそろう。通常のW杯はJリーグの中断期間中に開催されていたが、今シーズンは11月中旬で全日程が終了。その後はオフのため、カタール同行後も海外転戦が可能になる。精神的なタフさを身に付ける絶好のタイミングでもある。

 来年3月にはU―20アジア杯。勝ち抜けばインドネシアで開催されるU―20W杯への出場権を得る。その先にはパリ五輪、3カ国(米国、カナダ、メキシコ)共同開催となる26年W杯へとつながっていく。2大会連続の英才教育を施し、日本サッカー界のさらなる成長を目指す。

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2022年9月24日のニュース