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伊東 プレー内容に手応えも貪欲に数字を求める「チームとしては良かったが…」

[ 2022年9月24日 05:40 ]

国際親善試合   日本2-0米国 ( 2022年9月23日    デュッセルドルフ )

前半、競り合う伊東(撮影・小海途 良幹)
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 ゴールもアシストもなかった。ただ、MF伊東純也(29=スタッド・ランス)の自慢のスピードは見応え十分だった。「前半は相手の4バックに対して上手く前からプレッシャーをかけられて、ショートカウンターの形が多く作れた」。前半25分、相手のパスミスを奪うと一気に加速。MF鎌田の先制ゴールの起点となった。

 「自分も1本ありましたけど、チャンスを多く作っている中で点を決められなかったら相手は粘ってしまうので、あそこで1点取れて良かった」

 これまでの4―3―3から4―2―3―1を採用したことで役割も少しだけ変わった。ただサイドに張ってドリブルをするのではなく、中央のスペースに入ってボールを受ける。ただ、これまでの所属クラブでも経験した布陣でもあり、大きな戸惑いはなかった。

 W杯まで残り2試合。メンバー発表前の試合は27日のエクアドル戦を残すのみだ。「チームとしては良かったが、個人としてはやっぱり決めたかった。(前田)大然に出したやつも自分で打って良かった。ちょっと消極的になってしまった。次、誰が出るか分からないが、出たら結果を出したい」。ドイツのピッチにイナズマが駆け抜ける。

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2022年9月24日のニュース