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久保建英 「4―2―3―1」の布陣で2年ぶり左MF先発 攻撃演出し存在感

[ 2022年9月24日 04:30 ]

国際親善試合   日本2-0米国 ( 2022年9月23日    デュッセルドルフ )

<日本・アメリカ>前半、ドリブルする久保(左)(撮影・小海途 良幹)
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 サッカー日本代表FW久保が左サイドで攻撃を演出した。前半11分、左からドリブルで切れ込み右足でシュートを放った。同13分にはボールを奪って駆け上がり、前線のMF鎌田にパスを通し決定機を築いた。4―2―3―1の布陣の左MFで先発するのは20年10月のコートジボワール戦以来。背番号11は左サイドバック中山、ボランチ守田らとスムーズな連係を見せた。伊東の右サイドに偏りがちだった森保ジャパンに新たなバリエーションを加えた。

 今季レアル・ソシエダードに移籍すると、開幕戦で得点するなど好調を持続している。2カ月後のW杯に向けて「ミーティングもW杯が近づいてきたなと感じられる内容になってきた。現実味が増してきたなという感じはする」と話す21歳が躍動した。

 ≪綺世らベンチ外≫FW上田(セルクル・ブリュージュ)、MF旗手(セルティック)、DF瀬古(グラスホッパー)、GK川島(ストラスブール)の4人はベンチ外だった。今回の遠征は30人が招集され、試合のベンチ入りはW杯本大会と同じ26人となっている。4人にとって27日のエクアドル戦がW杯メンバー入りに向けた最後のアピールの場となる。また、左膝負傷で離脱中のDF板倉(ボルシアMG)、右膝負傷のFW浅野(ボーフム)がスタンドで観戦した。

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2022年9月24日のニュース