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三笘 後半途中出場から試合を決める一撃 国際Aマッチ8試合5得点!

[ 2022年9月24日 04:30 ]

国際親善試合   日本2-0米国 ( 2022年9月23日    デュッセルドルフ )

<日本・米国>後半、ゴールを決め喜ぶ三笘(撮影・小海途 良幹)
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 サッカー日本代表MF三笘が得意のドリブルをさく裂させ、試合を決める一撃を決めた。後半23分に久保に代わって途中出場すると、同43分だった。左サイドで中山から縦パスを受けると、ドリブルで中に切れ込み、最後は正確な右足でファーサイドに蹴り込んだ。

 昨季はベルギー1部サンジロワーズで27試合7得点。今季は保有元の英プレミアリーグのブライトンに戻り、リーグ戦で出場機会に恵まれていない。それでも代表では、練習から抜群の存在感を発揮。この日の得点で国際Aマッチ8試合5得点とした。

 0―3で完敗した6月のキリン杯チュニジア戦後には、「チームとしてどう攻めていくのか、決まり事を持たないといけない」と発言。大きな話題となった。批判があるのも折り込み済み。「W杯で勝ちたい気持ちはどんどん強くなっているので、そういう言葉になった」。責任感の表れだった。

 今回の合宿では、練習後に川崎Fで同僚だったDF山根と1対1を行う光景があった。これはプロ入り前の筑波大時代からの日課だった。同大の小井土正亮監督は言う。「本当にうそ偽りなく毎日練習後に1対1をやっていた」。相手は同級生のDF山川(現神戸)。癖も特長も知り尽くした上で逆を突く練習が、持ち味の土台となった。3年時にはサッカーコーチング論を習うゼミに入った。同氏は「授業でプレゼンさせても、ちゃんと話せる。たいしたもんだなっていうくらい、意欲的だった」とサッカーへの向き合い方を褒める。W杯で初の8強入りへ、やはりこの男の存在は欠かせない。

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2022年9月24日のニュース