森保監督、米国戦白星に手応え「戦い方を整理してハードワークしてくれた」

国際親善試合   日本2－0米国 （ 2022年9月23日    デュッセルドルフ ）

＜日本・米国＞試合後、吉田と話す森保監督（右）（撮影・小海途　良幹）
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　サッカー日本代表はW杯に向けた最後の2連戦を白星で滑り出し、森保監督は「選手たちがW杯を見据えて、戦い方を整理してハードワークしてくれた」と手応えを口にした。2―0という結果以上に選手の戦いぶりが頼もしかった。

　「良い守備から良い攻撃に移っていく時のバリエーションが増える」と4―3―3から4―2―3―1にシステムを戻した中、前線から圧力をかけてペースを握った。相手のパスコースを限定してボールを奪い、素早く攻撃に転じる。先制点は伊東が奪ったボールが守田に渡り、最後は鎌田がゴール。守備ではセンターバックで先発した冨安を右サイドバックに回し、終盤は3バックで守備を意識して無失点でしのぐなど戦い方を使い分けた。

　「トミ（冨安）はチームの幅を広げるため。いろんな可能性を探る交代。3バックはゼロに抑えながら試合を終え、チームとして勝つため。選手が意思統一して戦ってくれた」

　W杯メンバー生き残りのため、個々のアピールが必要な選手がチームとしても機能。実りある一戦になった。