左サイドバックで4連勝に貢献したアーセナル冨安が「すべきことはやれた」と手応え

イングランド・プレミアリーグ   アーセナル2―1リーズ （ 2022年5月8日    英国・ロンドン ）

勝利に貢献した冨安（AP）
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　アーセナルの日本代表DF冨安健洋（23）が初めて本職の右とは逆の左サイドバックで先発し、フル出場で2―1の勝利に貢献したリーズ戦を振り返った。

　「いつもと景色は違いますし、特に守備対応の時の前足が逆になったりとか、あとはロングボール（の対応も違う）。最後に一本、CKになってしまったところも慣れないところがありましたけど。代表では左センター（バック）をやっていますし、しっかりと自分のすべきことはやれたのかなと思います」

　来季欧州チャンピオンズリーグ（CL）出場圏の4位につけるチームは4連勝で勝ち点を66に伸ばし、7日にリバプールと引き分けた5位トットナムとの勝ち点差を残り3試合で4に広げた。次節12日にトットナムとの直接対決を控え「勝てばチャンピオンズリーグを決めることができるので、試合後に監督から“リーチだぞ”と言われた。あと3日あるのでしっかりリカバーして、100％全力を注げられるように準備したい」と力を込めた。

　冨安に信頼を寄せるアルテタ監督は先日、25年まで契約を更新。同年代のチームメートも多い環境に「本当に若い、いい選手がたくさんいます」と手応えを感じている。アーセナルが来季、欧州CL復帰を果たせば16～17年シーズン以来6季ぶり。「監督も契約を更新しましたし、しっかりチャンピオンズリーグの出場権を取って、2～3年後に本当に世界のトップと呼ばれるようなクラブになれるポテンシャルはあると思う。そこを目指してやっていきたい」と前を見据えた。