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カズ 決めた!天皇杯本戦 鈴鹿3大会連続切符「しびれる」PK戦1番手、ど真ん中ズドン

[ 2022年5月9日 05:30 ]

天皇杯都道府県代表決定戦・三重   鈴鹿ポイントゲッターズ0―0(PK戦4―2)ヴィアティン三重 ( 2022年5月8日    三交鈴鹿 )

三浦知良(下段中央右)と兄の三浦泰年監督ら鈴鹿イレブン
Photo By スポニチ

 天皇杯予選を兼ねた三重県選手権の決勝が行われ、鈴鹿ポイントゲッターズがヴィアティン三重を0―0からのPK戦4―2で下し優勝。3大会連続8回目となる天皇杯出場を決めた。鈴鹿の元日本代表FW三浦知良は後半43分から出場し、55歳71日で大会最年長出場記録を更新。PK戦ではチーム1人目でシュートを決めて勝利に貢献した。鈴鹿は22日の天皇杯1回戦(三交鈴鹿)で兵庫県代表のチェント・クオーレ・ハリマと対戦する。

 カズが優勝を引き寄せた。0―0で突入したPK戦。先攻・三重の1人目が成功した後、ペナルティーマークに立ったのは背番号11だった。兄の三浦泰年監督(56)から重圧のかかる1人目に指名されたカズは、落ち着いて右足でゴール中央付近に蹴り込んだ。これで雰囲気が変わった。三重は2人目、3人目が失敗。鈴鹿は4人連続で成功した。

 「先発メンバーも交代で出たメンバーも皆で0点に抑えた。皆の思いがPK戦の結果につながった」と言うカズ。PK戦は京都時代の99年12月19日、天皇杯4回戦清水戦以来。その時は1人目で失敗しチームも敗れたが、23年ぶりの大役を果たし「PKはいろんな場面で蹴ってきた。日本代表で蹴ったPKも、今日蹴ったPKもPK戦はしびれるね。久しぶりだけど、いいね」と満足そうだった。

 ともにJFL所属で来季J3昇格を目指す同県のライバル決戦。鈴鹿は押し込まれる時間が長かった。後半43分から登場したカズは中盤でパスをさばき攻撃にリズムを与えた。延長前半には惜しいシュートを放ち、スルーパスで決定機をつくった。延長後半には相手選手と接触し頭を強打。倒れ込んだが、最後までプレーし加入後初タイトルを手にした。

 三重の樋口靖洋監督(61)は09年に指揮した横浜FCでカズと共に戦った。この日は敵将として相対したが「ボールを受けた時の判断が全然違う。ほとんどノーミス。技術は衰えないなと思った」と55歳を絶賛した。

 天皇杯で初戦を突破すれば6月1日に2回戦でJ1横浜と対戦。カズは「もう1つ勝ってJリーグのチームと戦いたい」と視線を上げた。

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2022年5月9日のニュース