鹿島ヴァイラー監督が出場停止明けのMFピトゥカ起用示唆「ラインアップ見てもらえれば」

鹿島ヴァイラー監督
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　鹿島のヴァイラー監督が2日、磐田戦（3日、カシマ）を前にオンラインで取材対応し、6試合の出場停止が明けるMFピトゥカの起用を示唆した。ヴァイラー監督は「ここ数週間試合に出られない分、リカバーできたという良い部分もある。それが明日ラインアップを見て、それが先発なのかベンチなのか見てもらえれば」と語った。

　ピトゥカは第6節清水戦で途中交代する際にスタンドに向けてペットボトルを蹴り上げた「乱暴な行為」で4試合の出場停止処分（クラブ独自に2試合の出場停止処分を追加）を受けていた。クラブはピトゥカに厳重注意。本人もクラブを通じて「1人の人間として、自分の愚かな振る舞いを後悔している」など謝罪のコメントを出していた。

　試合のなかったピトゥカは通常メニュー後も居残り練習を行うなど、1カ月後の公式戦に向けて黙々と調整を続けている。ただ、ヴァイラー監督はピトゥカに対して「彼は30人いる選手の1人」と特別扱いしないことも強調。「彼自身が周りが納得できる姿勢とパフォーマンスを示さないといけない。彼不在の中でチームは良い状態に来ている。この勢いの中で取り組まないといけないかなと思っている」と話していた。