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アーセナル冨安は後半途中で交代 「足をつっただけなので大丈夫」と離脱は否定 チームは4位キープ

[ 2022年5月2日 09:49 ]

イングランド・プレミアリーグ   アーセナル2―1ウェストハム ( 2022年5月1日    英国・ロンドン )

アーセナルのDF冨安健洋(AP)
Photo By AP

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋(23)が左ふくらはぎ負傷から復帰2戦目となったウェストハム戦で右サイドバックで先発し、2―1の勝利に貢献した。アルジェリア代表のベンラーマとマッチアップした中、前半21分にドリブル突破を阻止。同28分には自らボールを持ち上がるなど攻守で存在感を示した。後半6分にはボールを失いかける場面もあったが、すぐにリカバー。同20分にはベンラーマからボールを奪った。

 後半32分には自らボールを蹴り出してピッチに座り込み、左足を揺らす仕草。すぐに交代したが、試合後に自ら足がけいれんしたことを明かし「つっただけなので大丈夫」と再離脱の懸念を否定した。自ら大事を取ってベンチに下がった状況を認め「90分間は無理だろうなと思ったので。本当はやりたかったです」と振り返った。

 復帰後、初の先発出場に関しては「はっきり言って満足できるものではなかった。次に向けてコンディション面もプレー内容も、もっともっと求めていかないといけない」と発言。「シンプルにミスが多かった。ボールを奪ったあとに、またすぐに失ってとなると、僕らが求めているサッカーではない。守備のところで、もうちょっと(右サイドMFの)ブカヨ(サカ)をうまく動かすところができれば」と続けた。

 来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う5位トットナムが勝利を挙げた状況で、CL出場圏に4位につけるチームは勝ち点2差を維持。エバートンに敗れた3位チェルシーまで3差に迫った。残り4戦で終盤戦を迎える中、冨安は「チャンピオンズリーグのチャンスがある中で全力でそれを取りにいくというところはチーム全体で共有できている。僕も残りの4試合でできることを全てやろうかなと思っています」とラストスパートを誓った。

 また、アルテタ監督は冨安のコンディションに関して「長期間離脱していたので試合を続けることができなかった。大丈夫だと思う」とこちらも再離脱の可能性を否定した。

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2022年5月2日のニュース