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“オシムチルドレン”代表格の佐藤勇人氏「本当に出会えてよかった」と感謝 「また会いたい」

[ 2022年5月2日 16:11 ]

06年、あいさつに来た佐藤勇人(右)を追い払ってからかうオシム氏
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 元サッカー日本代表MFで、現在はJ2千葉のCUO(クラブ・ユナイテッド・オフィサー)を務める佐藤勇人氏(40)が2日、自身のツイッターを更新。1日にオーストリアで死去した恩師、イビチャ・オシム元監督(享年80)を追悼した。

 「ずっとジェフを気にしてくださっていたのに、最後までいいニュースを届ける事が出来ず、ごめんなさい」とまずはJ1昇格が果たせないでいることに謝罪の言葉をつづると「オシム監督の愛情ある厳しい言葉のおかげで、何となく生きていた自分が何かを成し遂げたい!と強い野心を持つ事ができました。本当に出会えてよかった」と感謝。「また会いたい」と悲痛な思いを正直に明かした。

 佐藤氏は市原、千葉での現役時代にオシム監督のもとでプレーし、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)初優勝をともに経験。オシム監督が日本代表監督に就任した2006年には“オシムチルドレン”の代表格として日本代表に選出され、同年8月16日のイエメン戦(新潟)では双子の弟である佐藤寿人氏(40)と日本サッカー史上初となる国際Aマッチへの双子同時出場を果たした。また、オシム氏が2007年11月に千葉県内の自宅で脳梗塞により倒れた際には、日本語の分からないオシム氏の家族に代わって佐藤の妻でモデルの松本ステファニー(38)が119番通報するなど公私に渡って深い絆で結ばれていた。

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