先発復帰のアーセナル冨安に地元メディアは高評価「守備が安定した」

イングランド・プレミアリーグ   アーセナル2―1ウェストハム （ 2022年5月1日    英国・ロンドン ）

冨安（ロイター）

　ウェストハム戦で2―1の勝利に貢献したアーセナルの日本代表DF冨安健洋（23）が地元メディアの採点で高評価を得た。左ふくらはぎ負傷から復帰2戦目で先発。後半32分に足のけいれんで退いたが、右サイドバックで攻守に存在感を示した。

　ロンドン・イブニング・スタンダード紙はDFホールディングの8点に次いで高い7点を付け「1月の試合から離脱していた日本代表が先発に復帰し、堅実なプレーを見せた。空中戦で強さを発揮し、対峙（たいじ）したベンラーマをうまく抑えた」と評価した。

　サッカー専門サイト「フットボール・ロンドン」も7点を付け「冨安が先発に復帰し、本当に守備が安定した。プレースピードを変え、1対1の守備対応も素晴らしかった。空中戦でも強さを示した。アーセナルの最終ラインは彼を待っていた。再びケガをして交代せざるを得なかったのは打撃」と指摘した。

　サッカー専門サイト「90min」も7点と採点し「シーズンを通して堅実。彼がケガから復帰したのは4位を目指すアーセナルの大きな押し上げとなる。終了間際に交代したが、再び離脱となれば打撃になる」と記した。

　冨安は交代に関して「つっただけなので大丈夫」と発言。アルテタ監督も「長期間離脱していたので試合を続けることができなかった。大丈夫だと思う」と再離脱の可能性をそろって否定している。