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日本代表DF冨安 2戦連続の完封勝利に貢献「価値のある2試合だった」

[ 2021年11月17日 06:43 ]

W杯アジア最終予選B組   日本1―0オマーン ( 2021年11月16日    オマーン・マスカット )

<日本・オマーン>前半、ヘディングでボールをはね返す冨安(右から2人目)=撮影・小海途 良幹
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 B組3位の日本は敵地で同4位のオマーンを1―0で下し、3連勝でW杯出場圏内の2位に浮上した。0―0で迎えた後半36分にMF伊東純也(28=ゲンク)が、2戦連発となる先制弾。守備陣も最後まで体を張り、2戦連続1―0の厳しいゲームをものにした。センターバックでフル出場したDF冨安健洋(23=アーセナル)は「まずここ2試合で勝ち点6を取れたことは大きい。価値のある2試合だった」と胸を張った。

 開幕戦となった前回9月のオマーン戦(吹田)は移籍手続きの関係で、合流が遅れたために出場できなかった。冨安不在のチームは0―1でまさかの敗戦。最終予選で厳しい戦いを強いられる要因にもなっただけに、日本にとって雪辱の一戦で燃えないはずがなかった。「もちろん、勝ちながら成長するにこしたこはない。ただ、サッカーをやっていれば全試合を勝てる訳ではないので」と、初戦の反省を十分に生かした。

 この日、中国に引き分けたオーストラリアを抜いて単独2位に浮上。W杯出場圏内に入ったが、来年にサウジアラビアとの上位対決も控える。「後ろが0で守って安定させることができれば、勝ち点3を取る確率が上がる。僕らの仕事はそこなので、求めてやって行ければ」と、残り4試合へ表情を引き締め直した。

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2021年11月17日のニュース