W杯予選イングランド戦でハンガリーのサポーターがトラブル。6名が逮捕

[ 2021年10月13日 20:52 ]

ハンガリーのサポーターが警官隊と衝突する(AP)
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 12日のW杯欧州予選イングランド―ハンガリー戦で6名の逮捕者が出たと、英紙デーリー・メールが報じた。

 イングランドの選手が試合前に人種差別への抗議を示してピッチで片膝をつくと、ハンガリーのサポーターがブーイング。膝つき行為に反対する横断幕を掲げる者も現れたという。その後、イングランドの本拠ウェンブリーの警備員に人種差別的な罵声を浴びせたハンガリーのサポーター1名が逮捕された。納得のいかないサポーターが警官隊と殴り合いの騒動を起こし、さらに5名が逮捕されたという。大乱闘で頭部から出血するサポーターもいたようだ。試合は1―1の引き分けで終わった。

 イングランド協会は「ハンガリーサポーターのスタンドで事件が起きた。我々は調査を行い、FIFAに報告する」とコメント。地元警察は「警備員に対する人種差別発言を受け、公序良俗違反で観客の1人を逮捕するためスタンドに突入した。その後、他の観客と小競り合いがあった」との声明を発表した。

 イングランド代表のガレス・サウスゲート監督(51)は「状況を正確に把握するまでサッカーの話だけに集中したほうがいいだろう」と多くを語らなかった。一方、ハンガリー代表のマルコ・ロッシ監督(57)は「私の仕事から離れることなので、コメントは控えたい。発言することで誤った解釈で広まる可能性があるからだ」と話した。

 ハンガリー代表は先月2日にホームで行われたイングランド戦でも人種差別で問題を起こしたばかり。ハンガリーの一部サポーターがイングランドの黒人選手にモンキーチャントと呼ばれる人種差別的なやじを飛ばしたとして、FIFAはホームゲーム2試合の無観客開催(1試合は2年間の執行猶予付き)と罰金15万8000ポンド(約2400万円)の処分を科している。

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