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古巣C大阪と初対戦の柿谷 決勝弾呼ぶゴール前の粘り 名古屋3試合ぶりの勝利

[ 2021年5月9日 05:30 ]

明治安田生命J1第13節   名古屋1―0C大阪 ( 2021年5月8日    豊田ス )

<名古屋・C大阪>後半、競り合う名古屋・柿谷(手前)とC大阪・清武(撮影・後藤 大輝)
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 3試合が行われ、2位の名古屋はC大阪に1―0で競り勝ち、3試合ぶりの勝ち点3を手にした。後半21分、FW柿谷曜一朗(31)のゴール前での粘りからDF吉田豊(31)が決勝弾を決めた。

 “川崎Fショック”を振り払う「ウノゼロ(1―0)」で、名古屋が3試合ぶりの勝利を手にした。新型コロナウイルスの陽性判定を受けたフィッカデンティ監督に代わって、指揮を執ったコンカ・コーチは「大事なのは戦術ではなく気持ちで上回ったこと。それがスコアに出た」と満足な表情。値千金の1発を呼び込んだのが、古巣と初対戦となったFW柿谷だった。

 後半21分、斎藤の縦パスをエリア内で受けると相手DFのミスを誘発。こぼれたボールをDF吉田が左足で叩き込んだ。後半32分には奧埜を後ろから削って警告。足がけいれんして交代するまで攻守でハードワークし、試合終了時には両手で派手なガッツポーズで喜びを表した。

 川崎Fとの2連戦では計7失点を喫したが堅守復活。ここから再び川崎Fの背中を追いかけていく。

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2021年5月9日のニュース