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森保監督、3月代表戦クロスプラン検討 A代表×五輪代表で主力務める選手にプレー機会

[ 2021年3月3日 05:30 ]

日本代表・森保監督
Photo By スポニチ

 日本代表と東京五輪代表を率いる森保一監督(52)が、3月の両代表の活動をまたいで一部選手をスライドさせる可能性があることを明かした。2日、オンライン取材で「今までやったことはないが、案の中には必ず出てくる」と明かした。

 A代表は30日にW杯アジア2次予選モンゴル戦を控え、延期された25日ミャンマー戦の代替試合も調整中。五輪世代は26日と29日に強豪アルゼンチンと対戦する。26日アルゼンチン戦から30日モンゴル戦へ「五輪代表→A代表」と短期間でカテゴリーを超えた選手入れ替えが実現すれば極めて異例。MF久保建英(ヘタフェ)ら両代表で主力を務める選手が、両チームで貴重なプレー機会を得られるメリットがある。

 またアルゼンチン戦は五輪本番同様、オーバーエージ枠を起用可とする条項も盛り込まれる見込み。25歳以上のA代表の選手が25日の親善試合(未定)と29日のアルゼンチン戦を戦うプランも浮上する。

 コロナ禍で両代表とも国内で活動するからこそ浮上したスライド案。海外組の招集難航が予想されるが、指揮官は兼任のメリットを生かし「どうしたらうまく個とチームのレベルアップができるか、考えていきたい」と語った。

 ◆日程変更 アジア・サッカー連盟(AFC)は2日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う渡航規制などの影響で、今月に予定されていたW杯アジア2次予選4試合のうち、30日のB組のネパール―オーストラリアを延期すると発表した。D組のサウジアラビアの対戦相手はイエメンからパレスチナに変わり、試合日は25日から30日になった。

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2021年3月3日のニュース