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川崎F・憲剛、初の天皇杯制覇に「感無量」現役最終戦出番なしも「今、世界で一番幸せなサッカー選手」

[ 2021年1月1日 17:02 ]

第100回天皇杯決勝   川崎F1―0G大阪 ( 2021年1月1日    国立競技場 )

<川崎F・G大阪>サポーターに最後のあいさつ、別れを告げる中村
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 第100回天皇杯は1日、東京・国立競技場で決勝が行われ、リーグ戦覇者の川崎FがG大阪を1―0で下して初優勝。この試合を最後に現役を引退する元日本代表MF中村憲剛(40)は、出場機会こそなかったものの初の天皇杯制覇に「感無量」と喜びをにじませた。

 クラブ史上初の天皇杯タイトルに「感無量です。うれしすぎます」と心境を語った中村。出場機会はなかったものの「おそらく今、世界で一番幸せなサッカー選手なんじゃないかなと思います」と話した。

 「アップをしながらともに戦っていたつもり」と振り返り、「出られなかったのは残念ですけど、それはもう勝負なので」と淡々。鹿島に敗れて準優勝に終わった4大会前の決勝に触れ「勝ちがすべてというのは4年前に痛いほど感じた。みんなが悔しさを胸に、4年間培ってきたものを最後に出せて勝てたことがフロンターレの新しい歴史につながると思う」と出場したメンバーを称えた。

 引退後については「フロンターレ、Jリーグ、日本サッカーに貢献したい」と誓った川崎Fのバンディエラ。現役ラストイヤーを「中村史上最高の1年」と表現し、「本当にありがとうございました!」と感謝した。

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