市船　木内弾から4発！4年ぶり1勝　クラスター休校から先週再開したばかり

第99回全国高校サッカー選手権　1回戦   市船橋4―1佐賀東 （ 2020年12月31日    フクアリ ）

＜佐賀東・市立船橋＞後半37分、2本目のゴールを決め喜ぶ市立船橋・木内（中央）＝撮影・西川　祐介
Photo By スポニチ

　全国優勝の経験もある市船橋がコロナ禍を乗り越え、4年ぶり1勝を挙げた。先月10日に男子バスケットボール部内でクラスターが発生。休校措置となり、23日に全体練習を再開したばかりだった。コンディションを取り戻すのが精いっぱいで、戦術練習は皆無。序盤は苦戦したが、前半終了間際にMF木内の先制弾を皮切りに4発で快勝した。後半37分にもダメ押し弾を決め2得点の木内は「大会を辞退したバスケ、剣道部のためにも勝ちたかった」と笑みを浮かべた。

　▼佐賀東蒲原晶昭監督　相手が強豪なのは承知の上で準備してきたが（前半の）失点がもったいなかった。開催に尽力してくれた関係者には感謝したい。