鹿島学園　頂点へ好発進　決勝弾の土井「なるんだという強い気持ちで日本一を」

第99回全国高校サッカー選手権　1回戦   鹿島学園1―0海星 （ 2020年12月31日    浦和駒場 ）

＜鹿島学園・海星＞後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島学園・土井（右）＝撮影・西海健太郎
Photo By スポニチ

　茨城・鹿島学園は優勝への思いが初戦突破の力になった。後半10分、MF土井がこぼれ球に素早く反応。ペナルティーエリア内に進入して右足を振り抜き、先制ゴールを決めた。「ワントラップして、相手GKをよく見てシュートできた」。チームの最高成績は08年度大会の4強。コロナ禍で約1カ月も公式戦を行えずに大会を迎える中、土井は「なりたいではなく、なるんだという強い気持ちで日本一を目指したい」と意気込んだ。

　▼海星　青柳隆監督　相手が強いのは分かっていて、粘り強く戦おうと話していた。持っているものは全て出してくれたと思う。