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札幌がMF小野伸二の加入を正式発表 「初タイトル、ACL出場へ全てチームに注ぎたい」

[ 2021年1月1日 10:30 ]

19年8月、J2琉球への移籍前最終戦となった浦和戦を終え、花束を手に笑顔で手を振る小野
Photo By 共同

 札幌は1日、元日本代表のMF小野伸二(41)が完全移籍で加入すると正式発表した。19年8月からJ2琉球に移籍し、昨年は14戦に出場した。見る者を魅了する圧倒的なテクニックは今も健在、クラブ側はチームに与える影響力なども期待している。14~19年途中まで6シーズン在籍した札幌には約1年半ぶりの復帰。北の大地に新年早々、嬉しい“お年玉”が届いた。

 小野はクラブを通じ「新年あけましておめでとうございます。この度、北海道コンサドーレ札幌に移籍することになりました。初タイトル、ACL出場を目指して、自分の持てる力を全てチームに注ぎたいと思います。北海道の皆さん、またよろしくお願いします」とコメントした。
 
 ◆小野伸二(おの・しんじ)79年9月27日、静岡県沼津市出身の41歳。名門清水商(現清水桜が丘)から98年に浦和に加入、01年に名門フェイエノールトへ移籍し、02年には日本人として初めて欧州リーグ制覇。06年に浦和に復帰、その後はボーフム、清水などを経て14年から札幌、19年途中からJ2琉球でプレー。98年W杯に歴代最年少の18歳272日で出場するなどW杯にも3度出場。国際Aマッチ56戦6得点。1メートル75、74キロ。

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2021年1月1日のニュース