本田圭佑 マラドーナ氏の訃報を受け「めちゃ考えますよね、死については本当に」「究極のテーマ」

[ 2020年12月1日 20:47 ]

本田圭佑
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 ブラジル1部ボタフォゴでプレーする元サッカー日本代表MF本田圭佑(34)が1日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「本田圭佑 『NowVoice』」(火曜後7・00)にブラジルからリモート出演。自身の死生観を語った。

 番組冒頭、アシスタントを務める同局の東島衣里アナウンサー(29)から「きょう本田さん、髪を縛っていらっしゃる!新鮮です」と驚かれ、笑い声をたてて「そうそうそう。うっとうしくなってきてるんですけど。切れよって言われるんですけど、まだこのまま1年間切らずにいこうかなっていうふうに思ってて」と答えた本田。ヘアカットは以前から専属美容師に任せているが、コロナ禍とあって髪を切る状況にないことにまずは触れた。

 その後、12月に突入したことについて聞かれ「速い!」と声をあげた本田。「時が経つ速さっていうのはね、もう待ってはくれないんですよね」とし、年々速くなると実感するという時間経過に「過ぎたらあっという間っていうのは人の記憶だと思うので、うん」と話した後で「マラドーナは死ぬし」と、11月25日に亡くなった元アルゼンチン代表のスーパースター、ディエゴ・マラドーナ氏(享年60)の訃報を自ら話題に出した。そして「人が死ぬとね、自分も死に近づいてるんやなっていうのを実感させられるわけですよ。うん。もう本当に。だって60歳らしいんですよね。僕、34でしょ?もう僕は倍は生きれないってことですよね。その計算でいくとね」としんみり。「一日一日をね、大事にしないといけないなって。改めてこういうふうに、年が終わるのが近づくにつれてそう思いますよね」と続けた。「めちゃ考えますよね、死については本当に」と本田。「究極のテーマだと思いますね。だって、死を経験した人だけはこの世にいないんですよ。80歳も20歳も死を語る時は同じなんですよ」とした。

 マラドーナ氏には会ったことはないというが「サッカー界にとっての影響は本当に計り知れない」ことを改めて実感している。「本当にレジェンド。凄すぎて」。死後に目にしたマラドーナ氏が数々の著名人と撮った写真も「マラドーナが横にいると子どもがサンタさんと写真を撮ってるとか、子どもがアンパンマンと写真を撮ってるとか」というふうにさえ見えると、その存在の大きさを表現した。

 その上で、現在のコロナ禍における自身の死生観を明かした。「こんな状況下でも僕はすごく人の死については結構冷静に考えていて。たとえどんなすごい人が死んだとしても世の中は普通に回るし、残念ながらマラドーナも忘れ去られていくんですよね。これが人の機能で。忘れるように人間はできてるんですよね。それを考えると、すごく人の命って本当に儚いなって思うんで。自分がいろいろ何か世の中にインパクト残して死んでいきたいなみたいな理想論を描いている中で、でも自分に冷静に問いかける言葉っていうのは『いやいや、お前死んでも世の中フツーに回るし、当たり前のようにお前のこと忘れるからな』っていう冷静な自分もいるんですよ。だから究極のところは自己満足なんかなっていう感じはしますね」。

 そして「考えて考えて考えて、たどり着く先はやっぱりきょう一日を全力で生きるっていうことなんですよね。めっちゃシンプルに、そこは。それしかないんですよ」と力をこめた。

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