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日テレ東京V岩清水梓「本当に欲しかったタイトル」引退表明2日後にクラシエ杯初V呼び込む幸運PK

[ 2026年4月29日 20:54 ]

WEリーグ・クラシエ杯決勝   日テレ東京V2―2(PK3―1)大宮 ( 2026年4月29日    U等々力 )

<WEリーグ クラシエ杯 決勝 大宮・日テレ東京V>トロフィーを掲げる日テレ東京V・岩清水(撮影・河野 光希)
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 昨季WEリーグ王者の日テレ東京Vベレーザが延長PK戦の末にRB大宮アルディージャWOMENを下し、WEリーグ杯として初優勝を飾った。

 決勝の2日前に今季限りでの現役引退を表明したDF岩清水梓(39)が、優勝トロフィーを高々と掲げた。「本当に欲しかったタイトル。いろんな人に足を運んでもらいたくて、このタイミングで表明させてもらった。一生のお願い、獲らせてくださいとずっと思っていた」。

 守備の要としてチームを長く支えてきた選手に、大舞台で思いもよらない見せ場が訪れた。クローザーとして投入される準備が整った延長後半9分、2―1から同点に追いつかれる。それでもそのままピッチに入ると攻守に奮闘し、突入したPK戦では2番手キッカーに指名された。

 「うまくて精神的に安定しているし、まあきょうは外さないだろう、岩清水が外したらもうしょうがないと腹をくくった」と送り出した楠瀬直木監督。だがゴール上を狙った渾身のシュートはクロスバーに当たり「終わったと思った」。ショックで一瞬目を離したものの、気付くとボールはGKの背中に当たり、ゴールに吸い込まれていた。幸運も味方につけて勝利を引き寄せた岩清水は「WEリーグカップだけ獲れていなくて獲りたかったし、引退表明させてもらって、正直格好つけたいのもあった(笑い)」と喜びを表現した。

 決勝の舞台には澤穂希さんをはじめ、元日本代表の11年W杯優勝メンバーも多く駆けつけた。本人から電話で引退の報告を受けたという澤さんは「同じ時代に一緒にサッカーができたこと、戦えたことは感慨深い。寂しい気持ちだけどイワシが決断して決めたことなので背中を押して、ありがとうという感謝の気持ち」とねぎらった。

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