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マラドーナ氏の担当医を家宅捜索 遺族が医療不十分の訴え

[ 2020年12月1日 05:30 ]

 ディエゴ・マラドーナ氏の担当医が、29日にアルゼンチンの捜査当局から家宅捜索を受けた。マラドーナ氏の娘2人が11月25日に亡くなった同氏に適切な医療処置が施されていなかったと訴え、警察はレオポルド・ルケ医師の自宅などからパソコンや医療記録を押収。マラドーナ氏の弁護士も死亡時に救急車の到着まで30分以上を要したと指摘しており、過失致死の疑いで捜査が進められているようだ。

 ルケ医師は「友人のために最後の瞬間まで最善を尽くした」と涙ながらに潔白を主張。一方でマラドーナ氏が扱いの難しい患者で、医師団が自宅から追い出されることもあったことを明かした。「ディエゴはマラドーナでいることに疲れ果てていた」とも指摘。「自宅に呼吸器も含めた医療機器が必要だった」と語った。

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2020年12月1日のニュース