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久保裕也が現役引退発表「すべての出会いに感謝」「次のステージに向けて新しい挑戦」32歳元代表FW

[ 2026年3月3日 08:35 ]

MLSのシンシナティでプレーした久保
Photo By ゲッティ=共同

 昨年限りで米MLSのシンシナティを退団した元日本代表FW久保裕也(32)が3日、現役引退を発表した。

 英語と日本語でメッセージを投稿した久保は「熟考の末、プロサッカー選手としてのキャリアに一区切りをつける決断をしました」と報告。

 「これまで日本、ヨーロッパ、そしてアメリカでプレーする中で、本当にたくさんの出会いと経験に恵まれました。関わってくださったすべてのクラブ、仲間、監督・スタッフの皆さん、そしてどんな時も応援してくださったファンの皆さんに、心から感謝しています。それぞれの場所で出会えた皆さんのおかげで、選手としてだけでなく、人としても成長することができました。すべての出会いに、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、最後にシンシナティでプレーできたことを、本当に誇りに思っています。温かく迎えてくれた街の皆さん、クラブ、サポーターの皆さんのおかげで、最高の時間を過ごすことができました。この場所でキャリアを締めくくれたことを、とても幸せに思います」と感謝の思いをつづった。

 今後について「次のステージに向けて新しい挑戦を続けていきます。サッカーがくれたすべてに感謝しながら、これまでと同じように、情熱を持って前に進んでいきます。これまで本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします」と投稿した。

 京都の下部組織出身のストライカーで高校3年生だった11年4月にプロデビュー。左右両足からの正確なシュートを武器に1年目からJ2で30戦10得点をマーク。天皇杯では決勝のFC東京戦で得点するなど同杯準優勝に貢献した。ザッケローニ監督時代の12年2月にはJ発足後2人目となる“高校生A代表”に選出。ハリルホジッチ監督時代には本田圭佑からレギュラーを奪い、大きな注目を集めた。

 栄光の裏で運命に翻弄(ほんろう)されたプロ15年間でもあった。スイス1部ヤングボーイズに所属した16年はリオ五輪派遣を容認されていたが、クラブ事情で大会直前に不参加。16年11月以降はA代表でレギュラー格に定着したが、18年4月にハリルホジッチ監督から西野朗監督に交代した影響もあり同年W杯ロシア大会メンバーからも土壇場で外れた。

 20年に移籍したシンシナティではボランチやサイドアタッカーも務めるなどプレーの幅を広げ、23年に優勝。昨年11月の退団後は複数クラブからオファーが届いていた。だが熟考を重ねた末にスパイクを脱ぐことを決断した。

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