リバプール敵地で貴重な勝ち点3 南野の“献身”指揮官称える「悪魔のディフェンス」 

[ 2020年10月23日 05:30 ]

欧州チャンピオンズリーグ 1次リーグ第1戦D組   リバプール1―0アヤックス ( 2020年10月21日 )

<アヤックス・リバプール>後半に途中出場し、守備で勝利に貢献した南野(AP)
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 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は21日、各地で1次リーグ第1節が行われた。D組のリバプールに所属する日本代表FW南野拓実(25)は敵地でのアヤックス戦で後半15分から出場。チームがオランダ代表DFファンダイク(29)という守備の大黒柱を負傷で欠く中、森保ジャパンの新10番は「悪魔のディフェンス」で1―0での逃げ切り勝利に大きく貢献した。

 日本のエースの精力的な動きが、チームに活力をもたらした。

 1―0の後半15分、クロップ監督は3トップの入れ替えを決断した。準備する南野の隣に座り、手を動かしながらタスクを伝達。指示を受けた南野は3トップの中央に入ると、味方との息の合ったプレーで与えられた役割を遂行した。前線からしつこく、労を惜しまぬ守備でリードを守り抜いた姿に指揮官は「タキ(南野)はマシン。あらゆる場所にいた。悪魔のようなディフェンスをして攻撃面でも本当によく関わっていた」と称えた。

 もちろん攻撃でも積極性を発揮した。後半25分、ペナルティーエリア外左で左サイドの味方からパスを呼び込む。ワントラップでシュートできる位置に置くと、右足を振り抜いた。相手GKに防がれたものの、ボールはゴール左を強襲。さらに同33分には左足で低いクロスを供給し、同45分には味方のスルーパスをペナルティーエリア内で受けて、右サイドの角度のない位置からシュート。相手GKに足でブロックされて追加点こそ奪えなかったが、好機に絡んで好調をアピールした。

 クロップ監督も「タキは攻守でよく動き、ライン間で信じられないようなプレーをした」と背番号18の奮闘を目に焼き付けた。チームは守備の要で大黒柱であるファンダイクを負傷で欠く。暗雲漂う中、南野の献身的な動きもあり、敵地でしぶとく勝ち点3。2季ぶりの欧州制覇を目指す戦いが始まった。

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