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【ACLE】町田 初出場Vまであと一歩…死闘延長で決勝T初失点 黒田監督「その1点が近いようで遠く」

[ 2026年4月27日 02:30 ]

ACLE決勝   町田0―1アルアハリ ( 2026年4月25日    サウジアラビア・ジッダ )

アルアハリに敗れ優勝を逃し、サポーターにあいさつする昌子(左手前)ら町田の選手たち
Photo By 共同

 サッカーのACLE決勝が25日に行われ、FC町田ゼルビアは前回覇者アルアハリ(サウジアラビア)と120分間の死闘の末に0―1で敗れ、初出場でのアジア制覇にあと一歩届かなかった。後半23分に相手がレッドカードで一発退場となったが数的優位を生かせず。黒田剛監督(55)が徹底的に鍛え、決勝トーナメント4試合で無失点だった守備陣が延長前半6分に決勝点を許した。

 町田が誇る堅守がついに崩れた。90分で決着がつかず突入した延長前半6分。自陣左サイドから浮き球クロスでファーサイドの隙を突かれ、最後はサウジアラビア代表FWブリカンに左足で決められた。決勝トーナメント5戦目で初失点。黒田監督は「その1点が本当に近いようで遠く、我々にのしかかってきた」と漏らした。

 集中開催ながらアルアハリがホームとする決勝会場は“完全アウェー”と化した。町田イレブンがボールを持つと、約5万9000人の観衆から指笛のような音がスタジアム全体に鳴り響く。FW相馬がCKを蹴る際には観客席からペットボトルが投げ込まれ、キックが妨害される危険な場面もあった。指揮官も「圧倒的なアウェーだった」とうなだれた。

 後半23分にはFWイェンギに頭突きした相手DFが一発レッドで退場。数的優位に立ったが、相馬ら攻撃陣は最後までネットを揺らすことができなかった。頂点まであと一歩及ばなかったが、3年前までJ2だったクラブが見せた快進撃。指揮官は「アジアのファイナリストになれたことは誇り」と言った。クラブビジョン「町田を世界へ」導く挑戦へ、この悔しさを糧にする。

 ≪賞金計10億円超獲得≫町田は優勝賞金の1000万ドル(約16億円)には届かなかったが、準優勝で400万ドル(約6億4000万円)を獲得。ラウンド突破ごとの賞金も合わせると、650万ドル(約10億4000万円)を今大会で得た。

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