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ポルトガル名門ベンフィカ チームバスに投石、窓ガラス割れ2選手負傷 犯人不明

[ 2020年6月5日 19:23 ]

自身のインスタグラムで無事を報告したベンフィカのMFバイグル(右)。左はジブコビッチ

 ポルトガル1部の名門ベンフィカのチームバスが投石され、選手2人が負傷したと、4日に国営放送局RTPが報じた。

 事件が起きたのは4日にリスボンで行われたベンフィカ―トンデラ戦後。新型コロナウイルス感染拡大の影響による中断をはさんで約3カ月ぶりとなった公式戦は無観客で行われ、ベンフィカは格下相手に0―0引き分けに終わっていた。試合後、ホームスタジアムからクラブハウスへ向かう途中に何者かから襲撃を受けたという。

 投石によって窓ガラスが割れ、1月にドイツ1部ドルトムントから加入したMFユリアン・バイグル(24)、セルビア代表MFアンドリヤ・ジブコビッチ(23)が負傷し、病院に搬送された。幸い2人ともに軽傷という。犯人は不明で、地元警察が捜査を行っている。

 バイグルは5日に自身のインスタグラムを更新し、ジブコビッチとサムアップする写真とともに「自分は大丈夫だと伝えたい。本当に幸運だった」と無事を報告。「誰でもミスはあるが、これは一線を越えている。バスに石を投げるなんて、誰かがケガをすると考えないのか?本物のベンフィカファンによる行為ではないのは分かっている」と犯人を非難した。

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2020年6月5日のニュース