川崎F大島 新布陣4―3―3成熟を!無観客だからこそ「声がよく通ると思うので」

[ 2020年6月5日 05:30 ]

川崎FのMF大島(中央)
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 7・4に特別なシーズンが再開されるJ1は、早くもコロナ禍の“悲喜”が生まれている。王座奪回を目指す川崎FのMF大島僚太(27)は、リーグ再開序盤の無観客開催を“利用”し、新布陣熟成を図る考えを示した。一方、金崎夢生(31)の新型コロナ感染が明らかになった名古屋は、濃厚接触者19人のPCR検査が終了し、全員陰性だったことを発表。ところが、自宅待機となる接触者に多くのコーチングスタッフが含まれており、活動再開のメドが立たない非常事態となった。

 常に頭を使ってプレーする司令塔らしい発想だった。全体練習再開3日目。練習後にオンライン取材に応じた大島は、再開後は少なくとも2試合が無観客開催となることに触れ「サポーターの皆さんが見ている中でプレーする醍醐味(だいごみ)があるので残念」と前置きした上で「ただネガティブにはなっていない。声がよく通ると思うので」と強調した。

 昨季はルヴァン杯こそ制したが、目標のリーグ3連覇は逃した。鬼木監督は今季、4―3―3の新布陣を導入。ピッチの幅を利用し、前線にパワーを割くことで、引いた相手を崩す狙いだった。だが、2月16日のルヴァン杯・清水戦こそ5―1で勝利したものの、リーグ開幕戦は鳥栖と0―0。課題を露呈した。その直後にコロナ禍でリーグ中断。全体練習も2カ月近く休止となった中、不可欠となるのが新布陣の戦術理解向上だ。

 質向上には、選手間の“密”なコミュニケーションが不可欠。無観客などのスタジアムでより声が通る状況は「しゃべることでカバーできる」と大島。相手チームにも指示が聞こえ、作戦が読まれる可能性もあるが「いろいろ手の内を明かすようで、それがわなだったりできると思う」と前向きに話した。サポーターの声援による後押しがない状況も逆手に取り、タイトル奪回を目指す。 

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