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エリクセン インテル移籍正式決定!“世界的司令塔”移籍金24億円にネット騒然「安すぎる」

[ 2020年1月28日 22:23 ]

トットナムのデンマーク代表MFエリクセン(右)(AP)
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 プレミアリーグ・トットナムのデンマーク代表MFエリクセン(27)がセリエAのインテル・ミラノに完全移籍することが正式決定。2024年6月30日までの4年半の契約になったとインテル・ミラノ公式ホームページで発表された。移籍金に関しては発表されていないが、英スカイスポーツによると1680万ポンド(約24億円)になるもよう。同選手はハラルド・ニールセン、トーマス・ヘルヴェグ、パトリック・オルセンに次ぐクラブ史上4人目のデンマーク出身選手となった。

 エリクセンは昨季クラブ史上初となる欧州CL決勝進出に貢献するなど、在籍約6年半で公式戦通算305試合に出場し、69得点89アシストと活躍。両足での正確無比なパスと高精度のフリーキックなどを武器にプレミアリーグ屈指のプレーメーカーとしてレアル・マドリードやバルセロナなどからも高い関心が寄せられていた。

 移籍するインテル・ミラノは今季リーグ2位と首位ユベントスを勝ち点差3で追走。今冬には同じプレミアリーグからDFアシュリー・ヤング(マンチェスター・ユナイテッド)とMFモーゼス(チェルシー)を獲得。10季ぶりの優勝へ向け積極的な動きを移籍市場でも見せていた。

 この移籍に対しネット上では「安すぎる」「買い物上手」「この金額で獲れるなんて」など世界的司令塔をわずか24億円で獲得したフロント陣の手腕を評価する声が多く上がった。確かに27歳のエリクセンはサッカー専門調査機関「CIES」でも市場価値7030万ユーロ(約84億円)と高額の評価をされていた。ただエリクセンとトットナムの契約は今季限りとなっており、トットナムとしてはフリー(移籍金0円)での放出を避けたかったため驚きの“安値”での取り引きが実現した。

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2020年1月28日のニュース