神戸　ポドルスキ、今季初先発で栄冠呼び込む　契約今季限りも延長の可能性

＜天皇杯杯決勝　神戸・鹿島＞前半38分、神戸・藤本がゴールを決め、ポドルスキ（右）らと喜び合う　（撮影・大塚　徹）
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　今大会初先発となった神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ（34）が、クラブ史上初のタイトル獲得に貢献した。

　新国立で行われた天皇杯決勝の鹿島戦。3トップの一角に入ったレフティーは、前半18分に左サイドの角度のない位置から左足でシュートを放つ。これをGKがはじいたところから先制点が生まれ、後半36分にはFW田中へのクロスで決定機を演出するなど存在感を見せ、同アディショナルタイムに元スペイン代表FWビジャと交代した。

　神戸との現行の契約は今季限り。30日付のドイツ紙ケルナー・シュタットアンツァイガー（電子版）では、米プロリーグMLSのシカゴ・ファイアと、ポーランド1部のザブジェが強い関心を示していると報じられた。同紙はモンテレイ（メキシコ）やフラメンゴ（ブラジル）なども移籍先の候補として報道。神戸と契約を延長する可能性もある。