鹿島また勝てず…降格圏・松本と“痛い”ドロー 同点PK弾の上田「もう1点取れず悔しい」

[ 2019年10月19日 05:30 ]

明治安田生命J1第29節   鹿島1-1松本 ( 2019年10月18日    サンアル )

<松本・鹿島>前半、敵陣へ攻め込む鹿島・上田(撮影・大塚 徹)
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 首位の鹿島は敵地で松本と対戦し、1―1で引き分けた。前半9分にCKから失点。後半13分に東京五輪世代のFW上田綺世(21)が同点とするPKを決めた。暫定で首位をキープしたが、公式戦3試合勝ちなし。3季ぶりVへの正念場に差しかかった。

 残留争いの渦中にいる相手に苦戦した。9分に失点した前半は目を覆う内容。主将の内田を下げる起爆剤を打った後半は攻め込んだが上田のPK弾のみに終わった。「優勝争いする立場としてはこの引き分けは痛い。勝つためにもう1点を取れなかったのは悔しい」。上田の声は沈んだ。

 13日に川崎Fに引き分け、ルヴァン杯を敗退した。あまりにふがいない試合内容を受けて、FW土居は言った。「優勝したいという姿が見えない限り、大会が違っても同じことになる」。気持ちを入れ替えたはずが、気迫が下回る。試合後に珍しくサポーターと言い争った土居は「勝ちたい気持ちは一緒だと思う」と静かにつぶやいた。

 長野では台風19号の影響で千曲川の堤防が決壊。試合前には黙とうがささげられた。チームも通行止めの中央道をう回しながら、前日にバスで約350キロの陸路を6時間半かけて松本入り。さまざまな思いを背負っていたはずだった。23日には天皇杯準々決勝・ホンダFC戦が待つ。残るタイトルは天皇杯とJリーグのみ。二兎(にと)を全力で追わなければ、一兎も得られない。

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