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22年カタールW杯 現行32チームで実施 48チームへの増枠は断念

[ 2019年5月24日 05:30 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は22日、22年W杯を当初の通りカタール単独開催で32チームが出場する方式で実施すると発表した。16チーム増の48チームで、周辺国と共催する案の検討が進められており、まとまれば6月のFIFA総会に諮られる予定だったが、断念した。

 共催国候補にはクウェートやオマーンのほか、17年6月からカタールとの断交が続いているサウジアラビア、UAE、バーレーンが挙がっていたが、FIFAは「現在の状況下では、実現できないとの結論に達した」とハードルが高かったことを認めた。

 中東初開催のカタール大会は、通常の6~7月ではなく、酷暑を避けるため11月21日~12月18日の会期で行われる。米国、カナダ、メキシコによる史上初の3カ国共催となる26年大会は、出場枠が48チームに増えることが決定。大陸別出場枠はアジアが「8」に増えて、プレーオフを含めて最大9チームの出場が可能になる。

 22年大会はアジアの本大会出場枠は現行の「4.5」に確定。森保監督は「(枠が)何カ国であれ、アジア予選を突破する、本大会に出場する、(本大会)ベスト8以上に向けてやっていく」と語った。日本は9月5日開幕の2次予選から登場する。

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2019年5月24日のニュース