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U20日本、南米王者相手に価値あるドロー発進!GK若原が殊勲のPKストップ MF山田が同点弾

[ 2019年5月24日 05:32 ]

U―20W杯1次リーグ第1戦   日本1―1エクアドル ( 2019年5月23日    ポーランド )

U20日本代表のGK若原
Photo By スポニチ

 サッカーのU―20W杯は23日(日本時間24日)に1次リーグ初戦が行われ、B組の日本はU―20南米選手権王者のエクアドルと対戦。前半終了間際にオウンゴールで失点したが、後半立ち上がりにGK若原智哉(19=京都)がPKをストップ。後半23分にMF山田康太(19=横浜)が同点弾を決め、価値あるドロー発進となった。

 影山雅永監督は4―4―2のシステムを採用。GKに若原、4バックは右から菅原(名古屋)瀬古(C大阪)小林(神戸)東(広島)の布陣。中盤は斎藤未(湘南)伊藤(名古屋)の両ボランチ、右サイドに郷家(神戸)、左サイドに山田。2トップには田川(FC東京)と斉藤光(横浜FC)が先発起用された。

 前半はエクアドルが強じんなフィジカルで試合を支配。日本は斉藤光に決定機が訪れたが相手DFに間一髪でクリアされ、先制とはならなかった。0―0で前半を終えるかに思われたが終了間際の45分にオウンゴールで失点。右からのFKをGK若原がパンチングでクリアしたが、近くにポジションを取っていたFW田川の顔面に直撃。跳ね返ったボールが自軍ゴールへと吸い込まれた。

 日本は後半開始から斉藤光に代えてFW宮代(川崎F)を投入。後半5分にMF郷家がエリア内でハンドを犯してPKを献上したが、若原が読み切ってこれをストップ。守護神のビッグセーブで大ピンチを切り抜けた。

 徐々に敵陣ゴール前でのシーンが増え始めた日本。すると、FW西川(桐光学園)を投入した直後の同23分に宮代がゴール前でつぶれ、こぼれたところをMF山田が押し込んで1―1の同点に追いついた。

 惜しくも勝ち越しゴールは奪えなかったが、南米王者を相手に貴重な勝ち点1を手に。26日に行われる第2戦では、強豪メキシコと対戦する。

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2019年5月24日のニュース