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C大阪・都倉、今季絶望 全治8か月

[ 2019年5月15日 05:00 ]

<C大阪・横浜>前半、必死にボールを追う都倉(右)=撮影・平嶋理子
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 C大阪は14日、前節横浜戦で負傷交代したFW都倉賢(32)が病院で精密検査を受け「右膝前十字靱帯損傷」と「右膝外側半月板損傷」と診断されたことを発表した。手術の必要性があり、全治8カ月の見込み。オフに札幌から完全移籍で加入し、前線の柱となりつつあったストライカーが今季絶望となった。

 都倉はこの日、患部を固定した状態でクラブハウスを訪れ、チームメートに対して普段と変わらずに接していたという。その思いに応えるかのように、選手たちの発案により都倉の背番号である「9」の入った練習着が急きょ作製され、練習で全選手が着用。18日のG大阪戦(パナスタ)に向けて汗を流した。

 「もちろん悔しさや落ち込む気持ちはあるやろうけど、それを見せずに明るく振る舞っていて。その姿に僕らも勇気づけられる」とFW柿谷。「より一層、ダービーへと力が入ったし、まとまってやっていきたい」と続けた。7年ぶりとなるリーグ戦での大阪ダービー勝利へ、一致団結して挑む。

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