鳥栖指揮官 会心のゲームを振り返る 復帰の福田「自分が出たら勝てる自信はあった」

[ 2019年5月14日 05:30 ]

 11日のホームG大阪戦に勝利し、就任後初のリーグ戦で白星スタートを切った鳥栖・金明輝監督(38)は13日の練習後、会心のゲームを振り返り「出来過ぎなくらいうまくいった」と笑顔で話した。チームはそれまでの10試合で1勝1分8敗、1得点16失点の厳しい内容で最下位に低迷していたが、FWフェルナンド・トーレス(35)を先発から外す思い切った采配もみせ、今季最多の3得点を奪い2勝目をあげた。だが「選手として出たいと思ってもらわないと困る。テンションを落としてということはない」とトーレスへの信頼を口にし、次戦・敵地広島戦の出場は「コンディションを見て決める」と先発復帰の可能性にも触れた。

 一方で、G大阪戦から、頼もしい男が戦線に復帰した。5月から新主将を務めるMF福田晃斗(27)だ。4月6日の敵地仙台戦で負傷交代して以来、5試合ぶりの先発出場を果たした。仙台戦では腰椎横突起を3本骨折する全治3~4週間のケガを負っていた。まだ完治したとは言えない状態ではあるが「痛みはなかったし不安はなかった」。元気な姿でピッチに立ち、主将としての初ゲームを強気なプレーと冷静な判断でけん引した。「自分が出たら勝てる自信はあった。強気に出たつもり。最初のゲームで勝って結果が出て良かった。サポーターの皆さんにも選手にも信頼してもらえるよう、続けていきたい」。ボランチとして絶妙なバランスを取り続け、攻守に貢献した。

 「1点しか取れていない攻撃が問題視されているが、まずは守備で無失点と思っている。守備から入って0で長い時間抑えられれば、チームがうまくいくのでは」。まずは守備の安定を目指す。
 ポジション同様、主将としても選手間の「バランス」を保つつもりだ。「年齢的にも真ん中なので上も下もしゃべれる。下の子が上に言いづらいことも、間に入っていきたい」と、チームが一丸となれるように選手たちと積極的にコミュニケーションを図っている。

 次戦は17日、敵地で広島との対戦だ。リーグ戦4連敗中だが、強固な守備を誇る相手に対してどういう戦いを仕掛けるのか。真価が問われる一戦へ向け「しっかりバランスを整えて失点しないように。根気強く攻撃をしていければいいと思う」と展望を話した。

 「広島戦に負けたら意味がないのでしっかり戦って勝ち点を取りたい」。主将力を発揮して、再びチームを勝利に導く。

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