広島ＧＫ大迫、メルボルンＭＦ本田に成長示す！「ゼロに抑えたい」

ランニングを行う広島ＧＫ大迫（右から４人目）
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　１２日にＡＣＬ１次リーグ第２戦メルボルン・ビクトリー戦（オーストラリア）を控える広島は１０日、広島市内でトレーニングを行った。前日９日のＪ１リーグ・Ｃ大阪戦に出場したメンバーはランニングなど軽め調整。中２日で迎えるアジアでの戦いに向けて、コンディションを整えた。

　メルボルン・ビクトリーには元日本代表ＭＦ本田圭佑（３２）が所属。そんな中、誰よりも目を輝かせたのはＧＫ大迫敬介（１９）だ。「まだ誰が出場するか分からないけど、自分にチャンスが巡ってきた時にはゼロに抑えたい」。昨季までの正守護神ＧＫ林の負傷を受けてシーズン開幕からスタメンの機会を得た。そしてＣ大阪戦では無失点勝利に貢献。“半端ない”成長を見せる若き守護神は「対戦できることなんて滅多にないこと」と出場を待ち望んだ。

　恩返しの場でもある。昨年６月のロシアＷ杯。大迫はサポートメンバーとして日本代表に帯同した。「ポジションに関係なく、ゴール前に入っていく迫力があった。ＦＫもミドルもある」。そのプレーは鮮明に脳裏に焼き付いており、本田からは「頑張れよ」と声も掛けてもらった。

　ともにＡＣＬ初戦を落とした１敗同士。負ければ１次リーグ突破に“黄信号”が灯るだけに、白熱した展開が予想される。