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かつて“本田2世”と呼ばれた広島MF野津田「マッチアップしたい」

[ 2019年3月10日 18:05 ]

ACLメルボルン戦へ向けて闘志を高める広島MF野津田
Photo By スポニチ

 12日にACL1次リーグ第2戦メルボルン・ビクトリー戦(オーストラリア)を控える広島は10日、広島市内でトレーニングを行った。前日9日のJ1リーグ・C大阪戦に出場したメンバーはランニングなど軽め調整。中2日で迎えるアジアでの戦いに向けて、コンディションを整えた。

 ACL初戦・広州恒大戦(中国)に敗れ、ホームで迎えるメルボルン・ビクトリー戦は勝ち点3が求められる1戦。同時に元日本代表MF本田圭佑(32)との対戦にも注目が集まるが、かつて“本田2世”とも呼ばれたMF野津田岳人(24)も心待ちにしている選手の1人だ。

 「そう言われていたのは聞いたことはあります。意識することはないけど、本田選手は代表の中心だったし、本当に凄いと思っていた。その立ち位置は目指していました」

 同じ左利きで、フィジカルの強さも本田級。その野津田も舌を巻くのが「精神面」だ。

 「自分でシュートにいく姿勢、自信がみなぎっているところ。引っ張る姿勢は外で見ていても感じる。自分もそういう風になりたい。あとはキープ力、上手さは同じ左利きで感じるところはある」

 自身も他クラブへの“武者修行”を終えた今季、約3年ぶりに広島に復帰。メンタル面で大きく成長した。

 野津田が本来の左シャドーで出場すれば、右MFを主戦場とする本田とマッチアップする可能性もある。「ムチャクチャやりたいですね。色んなことを肌で感じてみたい」。W杯で日本人初の3大会連続得点を奪ったレジェンドは、現在地を図る上で絶好の相手だ。

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2019年3月10日のニュース