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神戸じわじわ5位浮上 開幕3連勝は名古屋、開幕3連敗は鳥栖のみ 王者・川崎Fは3連続ドロー

[ 2019年3月10日 17:40 ]

<仙台・神戸>後半19分、相手のオウンゴールを誘発するパスを出した神戸・ポドルスキ(右)と喜ぶビジャ(中)イニエスタ(左)(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1リーグは10日、第3節最終日の3試合が各地で行われ、神戸が元スペイン代表FWビジャの2試合連続ゴールなどで仙台に3―1で逆転勝ちを収めて2連勝。前節の9位から5位に浮上した。

 前半12分にセットプレーから先制を許した神戸だったが、前半32分に元スペイン代表MFイニエスタのクロスを古橋が頭で決めて追いつくと、後半1分にはビジャが右つま先で逆転ゴール。後半19分には元ドイツ代表FWポドルスキがオウンゴールを誘って3点目が入った。仙台は開幕引き分けの後で2連敗を喫して今季初勝利ならず。15位から16位に順位を1つ下げた。

 ホームで鳥栖と対戦したFC東京は開幕から3試合連続で先発出場した元日本代表FW永井が負傷により前半16分に交代するアクシデントもあったが、後半16分に相手に退場者が出て数的優位に立ちドロー寸前の後半43分に相手のオウンゴールで先制すると、アディショナルタイムにはMF久保建のグラウンダーでのクロスを途中出場のFWジャエルが追加点。2―0で勝って3位から2位に浮上した。鳥栖はリーグ唯一の開幕3連敗となった。

 史上2チーム目のリーグ3連覇を狙う王者・川崎Fは、新加入の元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンが前半4分の先制点に続いて1―1で迎えた後半43分には勝ち越し弾を決めたが、4分と表示されたアディショナルタイム突入後の後半50分に失点して横浜と2―2で引き分け。開幕から3試合連続ドローで11位タイから13位に順位を下げた。横浜は開幕3戦負けなしで3位につけている。

 J1リーグは開幕から3試合を終えて、3連勝は早くも首位の名古屋のみ。FC東京と横浜がともに2勝1分けで開幕から3戦無敗を続けている一方で、王者・川崎Fを筆頭に磐田、仙台、清水、鳥栖の5チームが3戦を終えて白星なしとなっている。

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2019年3月10日のニュース