【中田浩二 視点】遠藤不在響いた…守備位置の連係修正できず

[ 2019年2月3日 09:45 ]

アジア杯決勝   日本1―3カタール ( 2019年2月1日    UAE・アブダビ )

ランニングをする(左から)長友、吉田、冨安、堂安、大迫(撮影・小海途 良幹)
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 日本はカタールがシステムを変えてきたため、マークがうまくはまらず、その隙を突かれて先制された。両ウイングバックにサイドバックがつくのか、ボランチがつくか曖昧だった。遠藤がいれば周囲と連係して修正できるが、この日は人はいるのにやられる場面が多くなってしまった。先制点は中盤でハイドスに前を向いてボールを持たれて左に展開されたが、パスを出される前に芽を摘めれば防げたはずだ。

 攻撃は大迫へ集めようとして中からの攻めばかりになってしまった。後半途中で南野が下がり気味になると、マークしていた相手のボランチが前に出てこられなくなって日本のリズムになった。左右に揺さぶって守備ラインの裏を狙えば、形もできるし相手も走らされて消耗する。そういう工夫も必要だった。中東の厳しい環境の中で2位になったことは、若い選手には自信になった。この結果をどう次につなげるか。そして堂安や冨安ら若手が、吉田や長友、大迫らW杯に出場経験があるベテランと1カ月間寝食を共にできたことは大きなことだと思う。(元日本代表DF)

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