【佐々木則夫 視点】大迫頼み脱却へ 攻めのバリエーション必要

[ 2019年2月3日 09:45 ]

アジア杯決勝   日本1―3カタール ( 2019年2月1日    UAE・アブダビ )

<日本・カタール>前半、飛び上がってボールに足を伸ばす大迫(撮影・小海途 良幹)
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 森保監督が就任して初めて負けたが、決勝で負けて得られるものもある。私もW杯ドイツ大会で優勝したが、ロンドン五輪やW杯カナダ大会では決勝で負けた。優勝と2位では周りの反応など全く違う。決勝で負けた悔しさは準決勝で負けたものとは違い、この時に見えた光景をどう未来につなげるかが大切だ。私はW杯カナダ大会の時、準優勝メダルをもらった後も選手をピッチに残して優勝チームのセレモニーを見させた。悔しさを記憶させて糧にしようと思ったからだ。

 森保ジャパンの核が見えたので、今後は合った選手を増やすこと。FWはターゲットになれる選手、両サイドは仕掛けができる選手、ボランチはワンタッチパスが出せる選手。短期間にメンバーを代えながら戦い、よく浸透させた。大会を通して見えたのは、ベトナム戦もそうだが、ブロックをつくって守られたときの対処。レベルが上がると大迫が抑えられる可能性もある。カタール戦では武藤が大迫の脇のスペースを使って攻めていたが、攻撃のバリエーションを増やしていく必要があると思う。(元なでしこジャパン監督)

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