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C大阪 森島新社長、ワクワクさせて勝つ 即戦力5人獲得

[ 2019年1月15日 08:52 ]

C大阪新体制発表会 新シーズンへ向け、意気込む(左から)都倉、藤田、奥埜、森島社長、ロティーナ監督、レアンドロ・デサバト、ブルーノ・メンデス(撮影・後藤 大輝)
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 C大阪は14日、大阪市内で新体制の記者会見を行った。昨季J1で12得点を挙げたFW都倉賢(32)ら即戦力5人を獲得。ミゲルアンヘル・ロティーナ新監督(61)は勝利とエンターテインメント性の“二兎(にと)”を目標に掲げ、森島寛晃新社長(46)は「ワクワク感」あふれるチーム作りを宣言した。

 生え抜き流出のネガティブなイメージは、フレッシュな5人が払拭(ふっしょく)する。ロティーナ監督は「良いプレーをしても、勝てないチームは好きじゃない。勝てるけど、楽しませられないサッカーも好きじゃない。2つを目指していく」と所信表明。スペイン人指導者らしく内容と結果にこだわっていく姿勢を示した。

 その陣容は整った。都倉は昨季公式戦14得点。MF藤田とMF奧埜も同3得点ずつを挙げ、元U―20ブラジル代表FWブルーノ・メンデスは期限付き移籍していたブラジル2部グアラニで公式戦41試合16得点をマークした。4人合計で36得点。守備的MFを主戦場とするレアンドロ・デサバトは無得点とはいえ、ブラジル1部の名門バスコダガマのレギュラーとしての実績を誇る。

 昨年オフは下部組織出身のFW杉本健勇やMF山口蛍が、他クラブに移籍する激震が走った。だが新たに加わった選手は勝るとも劣らない実力者ばかり。昨季リーグ総得点「39」からの大幅アップも見込め、森島社長は「もしワクワクしなかったら言ってきてください」と自信を見せた。

 チームとして掲げる最低目標は、ACL出場圏となる3位以上。開幕戦は神戸と対戦する。「全てのクラブをリスペクトしているが、どの相手にも恐れを抱くことはない。団結できれば目標は達成できる」と指揮官。元スペイン代表MFイニエスタや同FWビジャらを擁するタレント軍団を退け、新生セレッソをアピールする。

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2019年1月15日のニュース