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森保監督 絶対1位突破を!移動負担多くても、追求するのは勝利のみ

[ 2019年1月15日 09:00 ]

アジア杯1次リーグF組   日本―ウズベキスタン ( 2019年1月17日    UAE・アルアイン )

<日本代表練習>正座をして乾(右)と話をする森保監督(撮影・小海途 良幹)
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 選手&監督としてアジア杯制覇という史上初の偉業へ、森保一監督(50)が中3日で迎える1次リーグ第3戦ウズベキスタン戦(17日)でメンバーの大幅入れ替えを敢行する。1次リーグ突破を決めたオマーン戦から一夜明けたこの日、練習前の円陣では、各選手にも試合への準備を進めるよう伝えられた。

 決勝まで7戦。「総力戦」と話す森保監督が“その先”を見据えた策だが、サブ組の選手たちも当然、出場機会に飢えている。初戦で交代枠を2枠残したまま終了すると、乾からその理由を質問されたという。それも選手―監督間での信頼関係があってこそ。サブ組のみで行われた練習は活気にあふれた。

 青山は「チャンスが回ってきたなと。チームの流れを壊さぬよう大事なのは勝つこと」と言う。既に1次リーグ突破は決めたが、勝ちにこだわる。1位突破では試合ごとに会場が異なり総距離500キロの移動が必要。移動負担だけを考えれば、移動の少ない2位突破の方が有利だが、順位を落とす発想はみじんもない。

 ウズベキスタンは森保監督にとって因縁の相手。昨年、東京五輪世代で3度対戦し1分け2敗だった。1位突破の条件は勝利のみ。「勝利を目指す最善の準備を」と力を込めた。1次リーグ第3戦と言えば昨年のW杯では終盤、時間稼ぎのボール回しが物議をかもしたが、今回は違う。メンバーが代わろうが、信頼する選手をピッチに送り出し、勝利だけを追求する。

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2019年1月15日のニュース