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流通経大柏 関川先制弾もまた涙…2大会連続準V

[ 2019年1月15日 05:30 ]

第97回全国高校サッカー選手権決勝   流通経済大柏1―3青森山田 ( 2019年1月14日    埼玉ス )

青森山田に敗れ悔しそうな表情を見せる流通経大柏・関川(撮影・西尾 大助)
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 涙に暮れたあの日から371日。再び決勝の舞台に帰ってきた流通経大柏だったが、雪辱を果たすことはできなかった。本田監督は試合後、あえて選手の健闘を称えずに内容の悪さを指摘したといい「悔しいです。負けるべくして負けた」と完敗を認めた。

 前半32分に先制したが主導権は握れなかった。「セカンドボールがほとんど取れなかった」と指摘したように、こぼれ球の争奪戦で後手に回り、サイド攻撃で揺さぶられるとマークが次々とずれた。

 前回大会後、ミーティングルームに優勝した前橋育英の選手名が入った大会フラッグを掲げた。悔しさを忘れず1年間鍛えてきたが、頂点には届かなかった。指揮官は「またもう1年、プレスサッカーを追求していく」とリベンジを誓った。

 鹿島入りが内定しているDF関川は前半32分に先制点を奪った。だが「チームを勝たせられないと意味がない」と表情は険しいままだった。悔しさは残るものの、15日には鹿島に合流予定。「1年目から試合に出られるよう、一日一日を大事に過ごしたい」と抱負を語った。

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